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グレイテスト・ショーマン The Greatest Showmanの口コミ レビュー 

グレイテストショーマンはエンターテイメントとはなにか、映画とはなにか、ということを全身全霊で教えてくれる、最高のミュージカル映画です。

グレイテストショーマンを先日観に行ったのでそのレビューをしたいと思います。

実在した興行師の生き様を土台にしたストーリーと、創作のキャラクターや完全オリジナルの音楽が調和して、素晴らしい作品へと科学反応を起こした、そんな映画でした。

<h2>人種差別など社会的問題にも触れている実話を元にしたストーリー</h2>

エンターテイメントでありながら、人種差別などの様々な社会的話題に触れながら物語が進行していくところも見事です。

ストーリーに歴史的背景を踏まえながらも、現代の音楽要素や映像技術を織り込み、古典的なミュージカルという枠にとどまらかったということがヒットに繋がった要因でしょう。

地上でもっとも偉大だといわれたショーマン、P.T.バーナムを演じるのは、ヒュー・ジャックマン。この主役は彼以外の人には演じられなかったと思います。

素晴らしい歌声とダンス、そして自信家なバーナムの大胆不敵さを見事に演じ切りました。

ヒュー・ジャックマンの一つ一つの表情の変化や、見ている人すべての胸を打つ歌声がなければ、この映画は初めから成り立たなかったと感じました。

最初の囁くような歌声のシーンから鳥肌がたち、一気に映画に引き込まれていきました。

また、創作のキャラクターであり、バーナムの相棒として活躍していくフィリップ役を演じたザック・エフロンも見事でした。

彼はかねてから、過去に出演した「ハイスクール・ミュージカル」のようなミュージカル映画に再び出演したいと願っていたそうで、監督からオファーをもらった時には「出演する」と即答したそうです。

ヒュー・ジャックマンとのバーでの歌のシーンでは、息ピッタリの素晴らしい演技を披露しました。

そしてフィリップ役ザック・エフロンの恋人役を演じたのが、いま人気急上昇中の女優ゼンデイヤ

ゼンデイヤは19世紀当時に差別の対象であった黒人の空中ブランコ乗りアンを演じました。

ザックもゼンデイヤもディズニーチャンネル出身なので歌が上手いのは当然だと思っていましたが、空中ブランコを使いながら踊る二人のデュエット曲のシーンは思わず見入ってしまいました。空中ブランコに一度も乗ったことのないゼンデイヤが、なるべくスタントを使わずに自身で演技したというのも驚きです。

二人が世間の差別の目に怯えながらも愛し合うことを決意していくストーリーには、涙を抑えきれませんでした。

この映画の最も素晴らしいところは、やはり

オリジナルの素晴らしい劇中歌

でしょう。

 

全ての曲の歌詞やメロディーが、出演した俳優たちにどれほど愛されているのかが痛いほど伝わってきました。

そして今や世界中で愛されるサウンドトラックになったことも、ある意味必然的だったのではとすら感じます。

 

実話と創作が上手く混じり合ったストーリー、出演した俳優陣の唯一無二の演技、どんな人の心にも響くような力強いメッセージを訴えたサウンドトラック、そして華麗なショービジネスの世界を鮮やかに描き出す映像技術の数々。

私はこれこそが映画である、と思いました。これこそが映画であり、これこそがエンターテイメントなのです。

<h2>ララランドより断然見る価値があるミュージカル!!</h2>

ララランドより断然こっち派。曲のバリエーションも豊富だし歌とダンスのクオリティがそれぞれ超高い。

何よりシーンから曲に入るタイミングが自然だし、入り方も毎回違った工夫もある。

映画ならではの歌ってる最中の場面の切り替えとか、低い場所から高い場所への視点の移行など本当に飽きない工夫がすごい。

そして1番の評価ポイントは上映時間が105分とタイトなこと。

実在の人物の一代記でミュージカルとなれば長くなってもおかしくないのにこんなにコンパクトなのは、歌うシーンの最中も話が止まらないように歌詞と脚本の流れがかっちり噛み合ってるから。

冒頭のテーマ曲を歌ってる最中に主人公の過去に時制が戻って行って夫婦の馴れ初めを手際よく語る流れとか本当に上手い。

ザックエフロンをスカウトするところも、一座のみんなが会場から押し出された後に乗り込むところも、エフロンと空中ブランコの女の子との縄上げ下げを利用したロマンチックな見せ場も全部話の流れと有機的に連携してるし、後々の伏線も仕込まれてたりするのがすごい。

特にフリークスと呼ばれる団員のみんなには感情移入しまくりで、自分の弱点を逆手にとってセールスポイントにしたりパフォーマンス一つで周りの雑音を黙らせついくのは本当に尊敬。

その中でもヒゲの女の子の歌唱力、表現力は尋常じゃなかった。

彼女みたいな人がスターとしてのし上がれる世の中になって欲しい。

この映画ではただ弱者に手を差し伸べてるのではなく、あくまで主人公は営利目的でちゃんと才能や売り出しポイントがある人を集めている。

だから若干反感を買う部分もあるかもしれないがこの距離感もある意味一つの真実。

やはり誰かから一方的に助けてもらうより、自分の力でちゃんとギブアンドテイクの関係を気づくっていうのは幸せの条件の一つだと思う。

最後に

<h2>「人を幸せにできるのが最高の芸術」</h2>

というバーナム本人の引用文が出るんだけど、その直前に主人公の娘たちのバレエ発表会シーンがある。

最後の最後にこの映画の中で1番レベルが低いショーが展開されるが、それを見てるヒューの至福の表情も含めて、1番感動的に見える不思議。細かい演出まで行き届いたここ数年の実写ミュージカルでは出色の傑作でした。

グレーテストショーマン是非観に行ってみてください。

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